ヨガの呼吸法で腹凹を目指せ。

2022年7月23日 0 Comments

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内臓機能を整え、シルエットがスッキリを目指します。

呼吸本来の目的

ヨガにおける呼吸本来の目的は、いいエネルギーを体内に取り込み、心身のバランスを整えることです。

その呼吸を行う上で、お腹の出し入れが繰り返されると内臓が大きく動き内臓機能が高まります。

内臓に適度な圧がかかるまでお腹を凹ますには、腹直筋や腹斜筋といったお腹の外側の筋肉を使う必要があるため、結果としてお腹のシルエットも整うことになります。

腹式呼吸

お腹を動かす呼吸法です。副交感神経が優位になり、リラックス効果があります。

あぐらをかいて背筋を伸ばし、両手をお腹に当てます。鼻から息を吸って、お腹に空気を入れるように下腹部を膨らませます。

次に鼻から息をゆっくり吐きながらおへその腰骨の方に引き寄せ、お腹を凹ませます。十分に吐き切ったら1mmずつお腹を緩め、体内に空気を取り込んでいきます。胸の位置は常に変えないことです。目安は、4秒かけて大きく息を吸い、8秒かけてゆっくり吐きます。5〜10呼吸。

胸式呼吸

胸を動かす呼吸法です。腹式呼吸とは反対に交感神経が活発になるため、朝や日中など気分を高めたいときに行うといいです。

あぐらをかいて背筋を伸ばし、両手を助骨の上に置きます。鼻から息を吐きながらお腹を凹ませて準備します。凹ませたお腹をキープしたまま鼻から息を大きく吸い、胸に空気を取り込むように助骨を左右に開きます。今度はゆっくり鼻から息を吐き、助骨を閉じていきます。常にお腹は凹ませておくことです。4秒かけて大きく息を吸い、8秒かけてゆっくり息を吐きます。5〜10呼吸

プラナヤマ

エネルギーや気という意味を持つ「プラーナ」と、制御や制止という意味を持つ「アヤーマ」という2つのサンスクリット語を合体させた言葉で、呼吸法のことを指します。息を吸うことでプラーナを体内に取り入れ、吐くことで体内の不要なものを外に出します。プラナヤマはこうしていいエネルギーを体内に循環させて、温存させるためのテクニックです。精神や感情の安定にもつながると言われています。

ふいごの呼吸

エネルギーを使う呼吸法で別名「火の呼吸」とも呼ばれています。

背筋を伸ばして両手をお腹に置きます。鼻から息を大きく吸って下腹部を膨らませます。目の前のろうそくを吹き消すようにフッ、フッ、フッ、と口から息を吐き、吐く瞬間にお腹を凹ませます。これを1分間に120回繰り返します。

ライオンのポーズ

正座で座り、爪先を立てます。両手を膝に置き、肘を伸ばします。鼻から大きく息を吸って準備します。口から息を吐きながら舌を出し、同時にお尻を踵から少し浮かせて前かがみになります。指先はライオンの爪の鋭さをイメージして開きます。体内の不要なものやストレスを、吐く息に乗せて全て出し切るような気持ちで行いましょう。次の呼吸がしたくなるまで吐き切ったら、鼻から息を吸って元に戻ります。1回

ウディヤナバンダ

脚を大きく開き、両膝を曲げます。両手を膝の上に置き、鼻から大きく息を吸って準備します。息を長く吐きながら出来る限りお腹を凹ませます。1回。インナーマッスルに刺激が入る上級者向きの呼吸方法です。

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